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第5回 野球肘研究会に参加

第5回 野球肘研究会に参加

野球肘研究会2016秋田.pdfP1040367.jpgP1040371.jpg20160723_065957.jpg20160723_122923.jpg20160723_175748.jpg7月23日(土曜日) 秋田県で開催された第5回野球肘研究会に参加し勉強をしてきました。
前日夜大宮発23:00の夜行バスに乗り、朝7:00に秋田駅に到着。今までも何度か夜行バスには乗っていますが、今回のバスには各座席にカーテンが付いていない為、プライバシーが保てず当日は少々寝不足気味の朝を迎えました。
研究会開始はAM10:00。開始の時間まで余裕が有った為秋田駅周辺を散策しながら、地元の魚を使った朝食を食べて初めての地(秋田)を満喫しました。

今回の研究会テーマは、「野球障害の治療法とリハビリテーション」
東北を中心として全国で活躍されている先生の研究発表・セミナー・講演と野球(特に肘障害)に特化したお話を、AM10:00~PM7:00までの長時間の中で聴かせて頂きました。途中疑問点等の質問にも快く答えて頂き有意義な1日を過ごしました。
野球肘は大きく3つに分かれます。①内側型 ②外側方 ③後方型
どの型の痛みに対しても問題は有りますが、こと②外側型の障害に於いては重度となるケースが多く長期間において投球が制限されてしまう事が多々あります。
野球肘は障害ですから予防することはできます。昔から言われていますが、投球数の問題・投球フォームの問題・変化球の多投・そして今回新たな研究の中で受動喫煙の問題も取り上げられました。肘関節周囲の血流の阻害ですね。最近は女性(お母さん)の喫煙率が上昇しています。気を付けて下さい。
今回の研究会で、全国には多くの肘障害で悩み・苦しむ選手が多い事に再認識致しました。最後の講演の中でこんな話が有りました。
(ひどい肘関節破壊の原因)
1.受診・診断の遅れ・誤診
2.不適切な治療
3.患者・保護者の無知
4.無知な指導者
先程もお話致しましたが、肘障害は予防が可能です。将来の有る子供達・選手が肘の痛みで好きな野球を断念せねばならない事が起きない様に、より知識を高め患者さんと接し啓蒙活動を続けていきたいと再度強く決意致しました。
(写真)
・横向きになってしまった画像はみずらくてすみません。
・今回の研究会ではお弁当がでました。すごく美味しくて感激です。
・帰りも夜行バスで、遠路8時間の長旅です。