踵骨骨折

踵骨骨折

image.jpg高い所より墜落した場合かかとの骨を骨折する事が多くあります。仕事がら大工さん・庭職人等の高所作業者の方の負傷が多くみられます。症状は踵周囲の腫脹・内出血が強く、負傷直後から体重を加えての歩行が困難になります。今回当院に見えた患者さんは、大工さんで高い所から飛び降りて負傷し、ギブスをして自然に治す治療を選択しました。踵骨骨折の治療は手術治療、ギブス着用での自然治療(無血療法)のどちらかを選択します。骨折の種類・折れ方によって治療の選択は変わりますが、今回の患者さんは負傷から7週間後には職場に復帰し除所に元の仕事をこなしています。ギブスを取った後に足低部の装具を着用し、リハビリを含めた治療,浮腫・腫脹がある場合は温冷交代療法・疼痛緩和に優れた電気療法・はり療法を行い、回復を見ながら筋力強化のタオルギャザー・チューブトレーニングを行い、歩行開始当初はテーピングをまきました。ギブス除去から職場復帰までの期間が短く早期に回復,現在ばりばり仕事に頑張っておられます。