清原元プロ野球選手に思う事
清原元プロ野球選手に思う事
ここ数日テレビで連日報道されている、元プロ野球選手の清原和博選手。私と同じ昭和42年生まれの48歳。今から30年前。私も地元宇都宮商業高校野球部に属して甲子園を目指していましたが、甲子園とは全く縁がなく夢の存在でした。それに引き換え清原選手は、大阪PL学園の主力選手で春夏合わせて5度甲子園に出場しております。
最後の夏、我々は7月の県予選敗退で早々に引退をしましたが、甲子園で活躍する清原選手の雄姿を友人と共にテレビで観戦していた記憶を今も鮮明に覚えています。その時の気持ちは、同年代として自分との大きな違いに悔しい気持ちが強くありました。
その後、清原選手はドラフトをへてプロの世界で大活躍。年を重ねる毎に、清原選手のプレーを見ていて勇気を貰い励みとなる部分は多大に有ったと思います。
今回起きてしまった薬物に手を出すことは、絶対に有ってはならない事。しかし、あの30年前のドラフト会議の時、清原選手が巨人に入団していたら。巨人は早稲田大学進学を表明していた桑田選手を指名せずに、清原選手を指名していたら。もしかしたら、こんな事は起こらなかったのではないか。清原選手は、ある意味被害者ではないのか。18歳の青年では処理が出来ない程の大人の影の部分を味わいずっと引きずってしまったのではないか。そんな思いをしています。
とはいえ、良い事と悪い事ははっきりしています。どんな理由で有れ今回の件を肯定することはできません。どんなに時間が掛かっても更生し、また野球界の中で活躍する雄姿を野球ファンに見せてほしいと思います。