高校球児&野球少年

高校球児&野球少年

P1040348.jpg夏の高校野球栃木県予選が10日より始まりました。3年生にとっては最後の夏。負ければ終わってしまう、何とも酷な明暗が分かれる試合が展開されていきます。
今回は私の母校宇都宮商業高校野球部のエースピッチャー清水颯選手。まだまだ可愛い盛りの小学5年生、FC宝木の大塚和央選手を紹介します。
清水選手は、本来は外野手ですが、昨年春から監督の勧めもあり投手兼野手となりました。変更当初は戸惑うことも多々有った様ですが、今は宇商の柱に成長。ここ最近の練習試合でもサウスポーから繰り出す切れの良いボールは、相手打者の胸元に切り込むとなかなか打つ事が出来ず良い結果を残せ、体調もすこぶる万全な状態で本大会に入れています。
負けたら終わり。中学校から事ある毎に治療室を訪れ、野球プライベートの話しをしたり、治療をさせてもらいました。1日でも長く宇商のユニフォームを着た姿を見ていたいですね。
大塚選手は、遊んでいる時に転んで大切な右腕を骨折してしまいました。しばらく通院加療をしてきましたが、明日から復帰の予定です。今回野球部の高校生と一緒に写真を撮らせてもらい、帰りには握手までしてもらって大変興奮していました。将来は逆の立場になれる様に頑張ってほしいです。
宇商清水選手は、明日(7月13日)国学院栃木と1回戦を戦います。FC宝木大塚選手は7月24日学童野球の祭典県大会1回戦が控えています。
2人の選手共に、周りの方々への感謝の気持ちを忘れず自分を信じて頑張ってほしいと思っています。応援しています。
小学生と高校生の接点はなかなか無いと思います。野球を通じての今回の出来事は、2人の中に何かが宿った。そんな気がして良き時間を過ごさせて頂きました。