野球肘研究会in仙台

野球肘研究会in仙台

20161217_135619.jpg20161218_114825.jpg20161217_191544.jpg20161217_183658.jpg12月17日に仙台市情報産業プラザにて、野球肘研究会が開催され出席してきました。この研究会は、医療従事者のみならず一般の方も参加出来る為、多くの中学生・高校生の選手・指導者・保護者の方が参加されており会場は満席に近く盛大な研究会でありました。

今回のテーマは「中学生・高校生のためのメンタル・アスレチックトレーニング」であり、
講演1では、トップアスリートのメンタルに学ぶ、勝利の為の思考
                          ~怪我や故障を克服する思考法~

講演2では、トップアスリートを育成する為の戦略的コンディショニング

講演1で私が気づいた点を列挙すると
1、ノーアウト満塁(攻撃・守備どちらが有利不利) 結果はどちらも同じ
2、マイナスをプラスに変える(自分の持つ発想を変える)
3、回りと同じ事をしていても同じレベル。何か違う事をする
4、継続は力なりでは無く、正しい継続は力なり(これには、理論が必要)
5、上手になる練習をしなければ、上手にならない(苦しい練習をするから上手になるものではない)
6、練習で当たり前と思っていた事に、疑問の目を持つ

講演2で私が気づいた点は
1、姿勢(胸を張り過ぎない)良い姿勢が動きやすい姿勢では無い
2、ピンチになると口呼吸になってしまう(意識して、鼻呼吸を心掛ける)
3、足の指を使った動きをする
4、ピッチャーのセットポジションで、グローブの構える位置で動きが変わる
5、キャッチャーを投球時に終始見ていない(途中で目線は切れる)
6、グローブの立て綴じ・横綴じでタイプが変わる
7、野球をハイレベルで続けて行くには、股関節の柔軟性は大変重要
 ①長座で手が付く ②長座で肘が付く ③長座で頭が付く ④長座で胸が付く

以上が、レベルの高いメンタルトレーナー・コンディショニングトレーナーからの講義で感じた内容です。
最近は、野球が変わってきている。と切に感じます。一人一人の選手に有った心・技・体のバランスを考え、これからの診療に役立てて行きたいと感じています。

今回の研究会の内容は撮影が禁止になっており、画像を紹介出来ないのは残念です。

研究会が終わり、夜には街に繰り出し仙台名物分厚い牛タンをおなか一杯平らげ、地元の仲間に数件のお店に連れて行ってもらい、賑わいの有る街並み(光のページェント)に感動を憶えながら仙台の夜を遅くまで堪能してきました。