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第6回 野球肘研究会夏合宿

第6回 野球肘研究会夏合宿

20170729_093905.jpg20170729_192138.jpg毎年この時期に行われる野球肘研究会に今年も出席してきました。
今年の開催地は新潟県!前日夜に大宮駅を出発して、夜行バスでの移動。若かりし頃に日本海の海に入りたく友人と海水浴に行った思い出。冬の良質の雪を求めてスキーに出かけた思い出が有る新潟です。

午前10:00~午後7:00までと途中休憩は挟むものの9時間通しの座学はとっても勉強になるものの、ちょっと睡魔に襲われる事も度々です。

今回の講演の中で、非常に興味を引いたものは投球動作の途中のトップの位置でボールを残しておく感覚で加速期に入っていく。まさしく、胸を張る・身体を弓の様に使う・肘から加速させる感覚を掴ませるには良い表現なのではと思いました。また、それを出来る事が故障の予防に繋がっていきます。試してみてください。

また、ジュニア期の指導においてはジャイアンツアカデミー元コーチの大石滋昭さんの講義はボールの握り方から野球の動きを習得する身体の使い方のドリルを多数紹介して大変参考になりました。
興味の有る方は、大石滋昭さんが書いた本を是非熟読してみて下さい。
   「野球の教え方、教えます!」実業の日本社2016年  大石滋昭著

ちょっと高度な話しとしては、アメリカジョーブ博士が考案した、トミージョン手術がここ数年多くの選手に行われていますが、ちょっとやり過ぎているのでは?との報告も有りました。間違った方向に進んでいる。色々なしがらみが有るのでは・・・・・。   
 
今回の講義も仕事をお休みさせて頂いて参加を致しました。新たな発見が沢山有りとても充実した時間となり、これからの診療の中で患者さんにフィードバックしていきたいと考えております。

帰りにはご夫婦で切り盛りしている小さな居酒屋に立ち寄り、世間話を楽しみながら新潟の地酒を堪能して帰路に付きました。