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大船渡高校野球部決勝戦に思う事

大船渡高校野球部決勝戦に思う事

沢山のメディアで、岩手県大船渡高校佐々木投手の事が報道されています。
私個人の意見としては、まず第3者が事を荒げる意見をゴタゴタと言うべきでは無いと思います。佐々木投手を入学時から一番身近で見てきた監督が決めた最善の決断だったと思います。
しかし、視点を変えてもっと広い視野にたってみると岩手県高野連は、このご時世もう少し選手の事を考えた大会スケジュールを作る事は出来なかったのか。と思います。準決勝から1日ないし2日休みが入っていれば佐々木投手の先発は可能だったのではないか。
もっと広い視野にたつと、高校野球の有り方はこのままで良いのか。一発勝負のトーナメントでは無くリーグ戦での勝負は出来ないのか。色々な面で変革が必要な時に差し掛かっていると思います。
一昔前なら完璧にエースピッチャーが全て完投。言葉を変えれば、肩が抜けても投げぬけ!こんな指示が出たと思われます。
野球とは何?高校野球とは?甲子園が全て?沢山の?が出てきておかしくありません。
今回の大船渡高校監督の決断は、これから先数年後に大きな意味の有る決断だったと絶賛される事になると思っています。それに伴って、高校野球の有り方も大きく変わっていると予想します。
この変化に私達もついて行かなければなりませんね。
大船渡高校野球部選手はじめ、関係者の方の思いは落としどころの無いスッキリしない思いでいると思います。しかし、高校野球は今が変化の時。その変化の時の主役になった事。必ず今後良き方向に向かって行くと私は考えます。これからの活躍を大きく期待します。