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冬季に起こる"ヒートショック"

冬季に起こる"ヒートショック"

1.jpg寒い冬。特に12月から2月にかけてヒートショックによって心筋梗塞や脳卒中を引き起こすケースが増えてきます。年間1万4000人程の方が命に係る事になっているのが現状です。
65歳以上の高齢者の方・生活習慣病をお持ちの方は特に要注意です。
脱衣所や浴室、トイレ、朝寒い部屋での着替え等特に注意をしなければなりません。暖かい部屋から寒い部屋へ移動すると、血管が急激に縮み血圧が急上昇します。逆に寒い部屋から暖かい部屋に移動すると血管が急激に広がり、血圧が急降下します。この急激な血圧の変化が心臓への負担となり症状を発します(私の祖母・叔父はこれが原因で亡くなりました)
予防としては
①脱衣所・トイレ・風呂場を使う前に部屋の中を温めてから入る
②入浴は40度未満のぬるめで
③長湯はしない
④肩まで湯の中に浸からず、半身浴にする
⑤深夜の入浴は避けて、早めに入浴する
皆さん気を付けて下さい。若いからと過信せず、家族の方への動きにも気を配って下さい。